高校時代の思いを込めたアクセサリー作成

高校時代、部活でチアダンス部に所属していました。
元々文系で中学時代は吹奏楽部だった私は、新入生歓迎会の先輩たちの演技に衝撃を受け、両親の心配も跳ね除けて入部を決めました。
そのチアダンス部は先輩方チームが全米の大会で入賞するほどの強豪でした。なので、当然練習も桁違いに厳しかったです。同時に、高校が進学校だったこともあり勉強にも力を入れなければなりませんでした。
そうなると当然、頑張った分だけ自分のキャパシティーを超えてきます。高校1年の終わりから私は、体調を崩し入院するまでになってしまいました。
それでも、その当時の私の全てだった部活は意地でも辞めませんでした。そうしたガンバリは木更津市でリフォーム会社に就職したときも健在でした。
たとえ私が大会の舞台に立てなくても、頑張っている大切な大好きなチームメイトのために何かしたかったのです。
そこで、大会に合わせ何かお守りを作ろうと思い立ちました。それが、ビーズの指輪でした。
先輩方とチームメイト合わせて、50数個作成しました。チームのカラーに合わせてビーズの色を選び、1つ1つたくさんの思いを込めて編んでいきました。大会当日にみんなに渡し、私はサポートに徹しました。
結果、先輩方は入賞しチームメイトたちは1年ながらも予選を突破出来ました。
ビーズの指輪を作成することで、練習に出られなくてもチームのことを想いちゃんとチームの一員でいられた気がします。お守りづくりというアクセサリー作成が、私と部活を更に繋いでくれました。そんな高校時代のほろ苦い思い出です。